カテゴリなし 2016.02.16
外壁塗装 塗料を選ぶポイントとは
空創工房リ・メイクハウス田中です。これから毎月1回弊社のグループ会社の空創工房のニュースレターに掲載している私の記事を載せていきます。 文字数多いですが、私たちの考え方が少しでも理解できればと思いますので、お付き合いください。
以下ニュースレター2月号記事内容
「もう一月が終わり、あっという間に2月を迎えてしましました。
先日まで、二宮の緑ヶ丘のお客様の家を弊社推奨の『超低汚染リファイン』での塗替え工事をさせて頂きました。
やはり、美観の保持力は魅力。15年後が楽しみです♪♪
しかし、長期間汚れが付きづらく美観を維持する事が出来るというメーカーの数値上のデータですので、実際に経過してみないとわからない事ですよね・・
別に開き直っている訳ではありませんよ。それには、ちゃんと理由があります。
理由を答える前に質問です。みなさんは塗替の際にどんな理由で塗料選びをしましたか?または、どの様な塗料で塗替をしたいですか?
・・・大半の方が、業者側に提案された塗料で工事すると答えると思います。自分で信用できる塗料を探すという人は少数だと思います。
裏を返せば、業者側の塗料に対する知識と、新しい塗料の知識が重要になり、家を長持ちさせる事と生涯のリフォームにかかる金額を減らす事になるのです。
塗料によっては、40年間で4回の塗替が40年で2回という事も可能になり、約100万円以上もリフォームにかかる金額を浮かせる事が出来るのです。(※一般的な理想塗替スパンである10年/回として算出)
また、よく個人の塗装屋さんが言うのは、「シリコンの方が持つから、これで塗れば持つでしょ!」という言葉です。
それは、私から見ると一昔前の考えのまま止まっている証拠だなと悲しく思えますし、怖さも感じます。もし隣同士別業者で同じタイミングで塗替たとして、
「隣と同じシリコン系の塗料で塗ったのにうちの方が早くダメになった」というクレームがでてもおかしくないのです。
なぜなら、様々な種類の塗料が近年開発されています。10年前は、「アクリル→ウレタン→シリコン→フッ素」(下記表)というのが基本的な耐久性の考え方が主流でした。でも今は、アクリルでもシリコンより持つ塗料(日本ペイントのパーフェクトトップや弊社の使っているEC-2000DGなど)やシリコンでもフッ素同等に持つ塗料(超低汚染リファイン)など、以前の境界線が無意味になってきました。その分、業者側の塗料知識が重要になってきたという事にもなります。
でも、これもあくまでも知識です。本当の理想は、それを実際に持つかどうか試しに塗って10年間待ってみる事ですが・・
そんな事をこのご時世にやっていると、浦島太郎状態になってしまいますので(笑)
なので、材料の進化についていくには、メーカーの実験数値データを信用し素直に受け取るか、自分が開発者や化学者になって理解するしかないという事でもあるのです。(理想は後者ですが、分子や化学式の話は・・・徐々に勉強してきます。)
最後にまとめです・・
良い業者選び=塗料選び=塗替スパンが長くできる=予算が浮く=浮いたお金を○○する。
皆様は○○に何入れますか?」