こんにちは！
空創工房リ・メイクハウス株式会社の星です。

最近、外壁塗装・屋根塗装など出来るだけ安く見積もってほしいという相談を受けます。

昨今の物価高の影響で、数年前に比べて1.2～1.3倍になってしまった外壁塗装工事の費用…

塗料や材料費・諸経費・運搬費などの高騰に伴い、値上げせざるを得ない状況となってしまいました。

相談内容は様々ですが、最近多い案件は…「費用」です。
ただしこの「費用」の相談内容は様々です。

と、いうのも最近ニュースなどでも多く報じられていますが、訪問営業による詐欺…と言っていいかはわかりませんが、

「足場代金含め50万円で塗装できます。」
「事例に使用させていただければ全部で50万円でやります。」
「限定3棟までは50万円！」
「屋根葺き替え工事100万円でやります。」
※金額は例となります。

などなど、低額料金をちらつかせて工事に仕向けるチラシもあれば訪問営業もあります。

これらが全て悪いわけではありませんが、安いには何らかの理由がある事を忘れないでください。

ご相談内容としては…
①「3年前に塗装したばかりなのに剥がれてきた」
②「屋根の工事をしたばかりなのに板金が強風で外れてしまった」
③「5年前にシーリング工事をしたところからシミが出てきた」

上記のご相談者様の共通点は低価格の工事でした。

①「3年前に塗装したばかりなのに外壁（もしくは屋根）が剥がれてきた」に関しては、びっくりするくらいお安く工事をされたお客様で、その時に塗装を行った会社にその旨を伝えようとしても電話が繋がらず、ホームページがあったのでお問い合わせ欄からメールを送っても一向に返信がないとのこと。
よくよく調べたらすでに廃業してしまった会社さんだったようです。
さらに調べてみると、どうやら下塗り材が塗布されていない、もしくは塗布量が不十分なため、密着せず、上塗り材が浮いてきているという状態でした。
そうなると剥離剤を使用するかケレン作業で旧塗膜を完全に除去してから、塗装しなおすしか方法はありません。
剥離剤もケレン作業も大変な作業となるため、本来でしたら必要ない料金が発生してしまい、通常の塗装工事に比べて高額になります。
結果、短期間でまた塗装工事を行うこととなってしまいました。
※状態によっては旧塗膜の完全な除去が不可能な場合があります。

②「屋根の工事をしたばかりなのに板金が強風で外れてしまった」に関しては、単純に手抜き工事でした。ただお客様は施工してくれた業者さんに工事前と工事後の写真を見せてもらったと仰っていましたが、資料や完了報告書などはなく、簡易的な見積書と保証書のみで、保証書を頼りに連絡してもやはり繋がらなかったようです。

③「5年前にシーリング工事をしたところからシミが出てきた」に関しては、外壁にグレーの汚れがべたべたした状態で汚れがついてしまうブリード現象で、シーリング材に含まれる可塑剤が補修表面に溶け出てしまう現象で、シーリング材と塗料の相性が悪いと出てしまいます。
工事した会社さんが無知だったのかわざとなのかは今になってはわかりません。
その会社さんも廃業していたようです…

例えばですが、外壁塗装工事を足場代金・洗浄代金を含めて50万円だとして、ご契約時に3～5年しかもたない工事内容で塗装工事を行います、とお客様も承知していれば話は別です。
それで3～5年の間、不具合が出なければ問題ないと言えます。

ただし、手抜き工事や適切ではない材料での塗装工事やシーリング工事の後始末が非常に厄介になります。
時間もお金も通常の塗装工事にプラスでかかってしまうという結果がほとんどです。

そして、去年・一昨年あたりから上記のような相談内容が非常に多くなっています。

全てが安いから悪い…というわけではないと願いたいですが、ご相談を受けたお客様の建物の状況を見させていただくと、低価格で工事をしてから、5年以内に何らかの不具合が出ているように感じます。
早ければ1年も経たずに不具合がでてしまうことも多く見受けられます。

私どもは、その建物や劣化状況に合う材料や塗料を適正な価格で、適正な作業費用で御見積書をご提示しています。

数年前に比べて全てにおいて高騰しているので、10年前に塗装工事をされたお客様へ御見積書をご提示差し上げると、皆さま金額に驚かれます。
どうしても10年前と比べて高額に感じます。
私自身も御見積書を作成していますと、「高いな～」と思いながら作っているのが正直なところです。

費用の注意点

• 建物の調査は必ず行う
• 御見積書の項目は詳細にわかりやすく提示されている
• 使用塗料が明確
• 価格の安い・高いがあればその理由の適正さ
• 保証年数・範囲
• 工事後、定期的な点検が実施される

上記注意点に着目し、適切な工事内容・適正な価格で御見積書を提示してくださり、長くお付き合いが出来る業者さん・会社さんを見つけてください。

ホームページやSNS等で記事が定期的に更新されているかどうかチェックしてもいいかもしれません。
豆知識や参考になる記事が掲載されていますので損することはないと思います。

特にですが、適正な時期のメンテナンスを怠った建物に関しては、その時に適切な塗装工事を施しても不具合が出やすくなります。
そうなると、その不具合を見てくれるのはもちろんのこと、お客様の建物を熟知して工事を提案・施工してくれる業者さん・会社さんを早い段階から探しておくことも、大切な「家」を永く守る秘訣に繋がります。

私ども、空創工房リ・メイクハウス株式会社では…

• 現地調査は必ず実施
• 調査報告書の作成
• 御見積書の作成
• 調査の診断結果・工事内容・価格差の説明はわかりやすく
• 保証年数を表示・W工事保証の実施
• 工事開始前に、近隣の方へ工事のお知らせを配布
• 工事開始からは外壁・屋根・付帯部の色のお打ち合わせ
• 施工中の工事内容を画像に収め、完了報告書を作成
• 実際に使用する塗料は細かく明記
• 交換日記で日々の工事内容を明確にお伝えする
• 下塗り検査・中間検査・工事完了検査の実施
• 工事完了後の定期的な点検を実施

現地調査は必ず実施

外装劣化診断士の資格を持つスタッフが、外壁・付帯部はもちろんのこと、ドローンや梯子を使って屋根も調査し、画像や動画に収めます。
その時に簡単なアンケートやヒアリングも行います。
※ドローンは飛行禁止区域がありますので、必ず実施するわけではありません。

調査報告書の作成

調査時に気づいたことや建物の現状を画像付きで説明。さらには御見積書の工事内容が後からでも見返せるようわかりやすく記載しており、専門用語も図解付きで記載し、わかりやすい報告書を作成しております。

御見積書の作成

調査後、お客様に見せていただいた図面（平面図・立面図・仕様書など）を頼りにCADを立ち上げ3Dで建物を作り、細かい個所を含む正確な面積や長さなどを算出します。それらを元に御見積書を作成しますが、築年数や建物の劣化状況に応じて、使用塗料や工事内容を決めていきます。
塗料はそれぞれ特徴や耐用年数・金額も違うので、必ず数種類のプランを作成します。
調査時にご協力いただいたアンケートを元に、築年数や建物の劣化状況、外壁材や屋根材に適したプランをご提示いたします。

調査の診断結果・工事内容・価格差の説明はわかりやすく

御見積書を提示の際、調査報告書もご用意し、施主様とともに劣化個所などを確認しながら、現状どのような状態なのかをご説明差し上げてから、御見積書のプランの説明に入ります。
外壁材や屋根材の特徴や劣化状況をお伝えし、数種類あるプランをわかりやすくご説明差し上げます。
※お時間は1時間ほど頂戴しております。

保証年数を表示・W工事保証の実施

御見積書には必ず保証年数も記載されております。使用塗料に応じて保証年数は様々ですが、短くて5年。最長10年の保証期間となります。保証内容は、塗装工事後の塗膜の膨れ・剥がれ・塗装工事が原因による雨漏りが対象となり、「空創工房リ・メイクハウス株式会社」の保証と、大磯町で30年以上の実績がある新築専門の工務店「株式会社　空創工房」の保証。さらには、弊社が加盟している「プロタイムズ」からもW工事保証として、プロタイムズ本部(株式会社アステックペイント)の保証書が発行されます。

ご注文後の流れ…

工事開始前に、近隣の方へ工事のお知らせを配布

音が出る作業や工事車両でご迷惑をおかけするので、必ずご近所様へご挨拶周りをさせていただきます。足場設置や解体の際は、単管足場の金属音が響くので、小さいお子様や夜勤明けなどでお休み中の方にはご迷惑をおかけすることとなってしまいます。また、最近ではデイサービスなどの送迎車も多く、狭い道路に工事車両やトラックの駐車でご不便をおかけしてしまう事もあり、近隣の皆様にご理解とご協力のお願いのため、チラシを作成し近隣の方へ配布いたします。
また悪質な訪問営業が弊社を装って訪問してくるという事例もございますので、注意喚起も促しつつ、女性スタッフがチラシを配布いたします。

工事開始からは外壁・屋根・付帯部の色のお打ち合わせ

外壁や屋根の事例や色の見本が掲載されている「色選びガイド」をご契約時に施主様へお貸ししております。その色選びガイドを参考に、工事開始日までに候補の色をお決めいただき、工事開始後に施工スタッフと打ち合わせさせていただきます。ただし色選びガイドの冊子と実際の色に差がありますので、ご希望の場合は実際の建物へ試し塗りを実施しております。日が当たる時間や夕方で色の見え方が違いますので、それらを確認していただくために、施主様の建物へ試し塗りをいたします。
それとご希望の施主様には「マイカラーシュミレーション」も実施しております。
「色」のご相談は納得いくまでさせていただきます。

マイカラーシミュレーションのデモページ：https://www.realim-net.jp/astec-01a56987712/Scene?id=47168096

施工中の工事内容を画像に収め、完了報告書を作成

工事中は作業ごと写真に収め、完工後に工事完了報告書として施主様へ差し上げます。
どのような工事を行ったのかを明記します。

実際に使用する塗料は細かく明記

「リメイク便り」という交換日記のような冊子を必ずお作りします。
その中に実際使用する塗料の詳細が記載されておりますので、次回のメンテナンス時や何か不具合が出てきてしまった際には、その塗料一覧で確認することができます。

交換日記で日々の工事内容を明確にお伝えする

先ほどもお伝えしましたが、「リメイク便り」という交換日記のような冊子を必ずお作りします。
工事日程やスタッフの紹介の記載があり、その中には施主様との交換日記もございます。
共働きの方も多く、なかなか施主様にお会いできないこともあります。そのような時は公式LINEやメールなどでメッセージのやり取りをさせていただきますが、施工スタッフが今日はどのような作業をしたのか、明日はどのような作業をするのか、または施主様から洗濯物が干せるタイミングがあるのか、窓は開閉できるのか…などのご質問を交換日記でやり取りをさせていただきます。
やり取りした「リメイク便り」は完工後、施主様へお渡しします。

下塗り検査・中間検査・工事完了検査の実施

外壁材や屋根材と上塗り材を密着させるための下塗り塗装は重要な工事の一つでもあります。
この下塗り材が施されていないと、どんな性能の良い上塗り材を塗布しても膨れたり剥がれてきてしまい、防水性能の低下・美観の低下が見られます。一昔前は大手ハウスメーカーの下請け業者さんで、わざと下塗り材を塗布せず、上塗り材のみを塗布し、余った材料は転売してしまうような悪質な業者さんも居たようです。弊社では重要な役割を持つ下塗り材を塗布した後に「下塗り検査」を実施しています。また、中塗りが塗布された際に実施しているのが「中塗り検査」です。ここで色が入りますので、思ったような仕上がりの色かどうかを見て確認していただきます。そして最後は足場解体前の「完了検査」となります。仕上がりはもちろんのこと、細部まで塗装が行き届いているかを施主様と一緒に確認させていただきます。

工事完了後の定期的な点検を実施

工事完了から1年～10年まで定期的に点検のお知らせをさせていただきます。
その時に不具合が出ていないかを細かくチェックいたします。補償対象であれば無償で保証・補修いたします。元々の素材や劣化具合などで、適切に塗装工事を行ったとしても、不具合が出てきてしまう事があります。それを放置してしまうと、さらなる劣化の原因となってしまい、大切な「家」の寿命が短くなってしまうことがあるかもしれません。
不具合は早期に発見し、補修することが長寿命家の秘訣となります。

些細なことでも構いません。
お気軽にご相談ください！

中郡大磯町・二宮町・平塚市の外壁塗装・長寿命メンテナンス工事専門店
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